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2010年04月 アーカイブ

「七つの海」の由来

世界の海を七つにまとめたのは、キップリングがはじめてというわけではないのです。

「七つの海」という表現の歴史は古く、2世紀ごろに活躍したアレキサンドリアの天文・地理学者プトレマイオスも、その著書『地理学』の中で、すでに「七つの海」を挙げています。

プトレマイオスの選んだ「七つの海」は、地中海、アドリア海、黒海、カスピ海、紅海、ペルシャ湾、インド洋の七つ。

当時の世界観がよく表れていますよね。

新大陸が発見される時代になると、七つの海はかなり現代に近くなっています。

1569年に作成された地図では、地中海、北海(北大西洋)、エチオピア海(南大西洋)、南海(東太平洋)、
太平海(南太平洋)、インド洋、タタール海(北極海)が「七つの海」に選ばれています。

このように「七つの海」は、時代とともに変わってきたわけです。

ところで、どうして海をわざわざ七つに分けるのか?

これには「世界には七つの陸地をめぐる七つの海がある」という古代インドの神話が影響していると言われています。

「エベレスト」ってどこからきた名前?

世界で一番高い山の名は「エベレスト」というのは、子どもでもよく知っていますよね。

この名前は、人名に由来しています。

インド測量局の初代長官のイギリス人ジョージ・エベレスト卿に因んで名付けられたのです。

ところが、この山、最近では、植民地時代に付けられたエベレストという英語名ではなく、地元のチベット名でチョモランマと呼ばれることが多いです。

cyomo.jpg

チョモランマ(Chomolungma)とは、「Chomo(女神)」+「Lungma(世界)」で「世界の女神」という意味。

これからは、「世界で一番高い山は?」と問われたら、「チョモランマ!!」と答えるのが、グローバルスタンダードと言えます。

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