期待されない女子社員 4

採用された後も、「筋力、体力を必要とする」分野に配置しないのは仕方がないとしても、「高度の技能を必要とする」「外部との接触が多い」「外勤出張などが多い」分野へも、女子をまったく配置していない企業が9割以上を占めています。


その結果、初任給からして賃金に差がみられることとなります。


教育訓練についても男女同一に行なっている企業は少なく、女子向きの訓練を男子と別途行なっている企業が目立っています。


また、配置転換も幹部養成のための広い意味での教育訓練とみなされますが、女子の場合は、定期的には行なわれることが少なく、とりわけ転居を伴うような配置転換は行なわないのが普通です。


これは女子に対する保護ではありますが、半人前に扱われているという証拠でもあります。


また、女子にも管理職手当、役付手当が支給される役職への機会がある企業は47・7%にすぎません。


しかもその内訳をみると、係長どまりが約4割、課長相当までというのが3割弱で、部長相当以上の役職も可能という企業は全体の5%にすぎないのです。


しかも、現実にそういう管理職についている女子社員の割合は、その機会があると答えた企業の割合を大幅に下回っています。

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