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2010年12月 アーカイブ

都市づくりを考える

川崎製鉄の土地は、一つにかたまってはいません。


数カ所にわかれています。


主工場用地ではなく、分散している一部の土地をまず普通の都市的土地利用に使ってゆけば、今からでも新しい都市づくりは可能です。


まずそこには、思いきって大規模に木を植えてもらいたいのです。


その緑を前提にしながら東京湾の水際を生かして、研究開発を主体にした新しい工場団地をそこにつくることは可能です。


場合によってはオフィス街と住宅市街地をそれに組み合わせれば、それなりにシティー・イン・ザ・シティー・・・


つまり"千葉市の中の川鉄都市"というような都市をつくることもできるのではないでしょうか。


重要なことは、千葉市民が簡単に海に遊びにゆける市街地を川鉄用地内につくってもらいたいことです。


そうすれば海に面した川鉄用地の前面に、ちょうど横浜市の山下公園のような海岸公園ができ、その後背地にホテル群やコンベンション施設が配置される、大変質の高い市街地ができあがります。


そうなれば、これらを利用する人達は世界中から川鉄の技術開発の特許やノウハウを求めてくる人達であるといった期待も実現できるかもしれません。

都市づくりを考える 2

千葉市には川崎製鉄の用地だけでなく、千葉港の周囲を見ても、まだ使いきれていない埋立地が残っています。


千葉港周辺は、千葉市役所といくつかのホテル、公立の会館、観光名所のポートタワーだけで、まだまだいい市街地になってはいません。


しかし川崎製鉄所の北側に位置する、この千葉港を中心とする新開地は、千葉市が新都心にしようと意気込みをかけているところです。


埋立地の一部分に千葉市が所有する土地があって、最近立派な体育館を建てることが決まりました。


さらにそこには引き続きホテルとショッピングセンターとオフィスを建設しようとしています。


スポーツとショッピングとホテル、オフィスという複合的な建築群はそれ自体で千葉市の一つの名所になります。


この事業は5、6年後に完成すると思われますが、それをきっかけとして、この敷地の前面にある、利用密度の低い問屋センターを活性化させ、住宅と商店が計画的に混在するにぎわいのある街をそこにつくってもらいたいのです。


夜でも人通りがあり、人がたくさん住んでいる街にしないと埋立地は人間臭くなりません。


そのためには中高層の住宅を密度高くそこに収容することを考えてもよいでしょう。


・・・このような構想が、千葉港を中心とした新都心に実現してゆけば、古い千葉の市街地とはまったく違う若々しい街が出来上がってきます。

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