都市づくりを考える 3
前回のべたような運動と連動させながら、川崎製鉄の膨大な土地を市街地化すれば、千葉市の姿は一気に変わってくるでしょう。
国際的な視点からみても、海岸沿いに明るくて質の高い水際都市がつくり出せると思います。
その際、千葉港周辺地域、それに川崎製鉄敷地両方に共通して考えてもらいたいことがあります。
それは工場跡地や埋立地の土地利用転換は、必ず既成市街地の再開発と結びつけてもらいたいということです。
過密な中心市街地の住民や企業は、この海岸沿いの土地に移り住んでもらい、既成市街地にあるこれらの住民や企業の土地は、再開発のための公共用地として使用するという原則をうちたててもらいたいのです。
・・・そうなれば川崎製鉄の敷地が再開発される場合に、そこには小規模な宅地が一定量、計画的に配置されます。
これらの土地を手に入れた市民や地元企業の建物が数多く再開発地区内に建てられます。
このような街のたたずまいは、意外とヨーロッパ型の、小粋で洒落たきめのこまかい雰囲気になるかもしれません。
何も大企業のみを対象にした超高層のオフィスビルやホテルをつくるだけが再開発ではありません。