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2011年02月 アーカイブ

都市づくりを考える 5

イメージで言えば千葉市はオランダのロッテルダムとか、ドイツのハンブルグの良い街並みを見習って欲しいのです。


この両市とも非常に良い街づくりを第二次大戦のあとにしました。


ハンブルグはアメリカ軍の爆撃で、ロッテルダムはドイツ軍の爆撃で両市とも徹底的に壊されて何もなくなったところだそうです。


しかしその後は非常にしっかりした区画整理をして、良い都市をつくりあげました。


戦災でなにもなくなった点では、工場跡地の利用と似ているところがあります。


しかし、ハンブルグもロッテルダムもそこに旧住民がもどってきて彼らの生活と商売にみあった素晴らしい街をつくったのです。


広大な開発用地に、地付きの旧市民を移殖させることができなくては良い街ができません。


ハンブルグの街のなかに湖があります。


その湖のまわりにきれいなオフィス街がつくられました。


しかしそこは同時に住宅街でもあります。


家並みはそろっていますが、その建物は小さなオフィスにも、しっかりとした住宅にも使えるようにつくられています。

都市づくりを考える 6

ハンブルグの戦災復興が素晴らしい街並みをつくったことを千葉市も参考にしたら面白いでしょう。


つまり、ガラス張りの高層建築で発展途上国型の街にするのではなくて、厚みのある市街地をつくることを考えるのです。


たとえばレンガを積んだ4~5階建のオフィス街にします。


屋上が全部水平に切れている建物は建てません。


瓦屋根がかぶっているようなオフィス街がドイツやイギリスにあります。


そういう格調のある街並みにこの埋立地をつくり変えていきます。


住宅も7、8階建どまりのマンションにします。


ヨーロッパの街は緑を大量に取り込んでいます。


それにならって水際の公園には樹木をたっぷりと植えてゆくことを考えます。


つまらない現代の都市空間をこえた工夫を、この海沿いの市街地では考えて欲しいのです。


千葉港地区の西隣には海浜ニュータウンという質の良い住宅用地があります。


ここは緑もたっぷりあって埋立地につくられた住宅地としては成功したところです。


その地続きである千葉港地区は、官公庁地区としては道路も立派だし建物も整っています。

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