都市づくりを考える 9
特に昭和30年代後半から40年代前半にかけて、公務員住宅用の住宅団地がつくられましたが、これらの団地は一番質が悪いといって良いですね。
これらはただ住めば良いというアパート群なので、全部スクラップ化して建て替えなければいけません。
存在自体が東京湾の景観を害しているといっても良いですね。
住宅公団の団地でも、みすぼらしい団地がいくつもあります。
こういう団地では建物の寿命もきているので、早晩積極的に建て替えるべきです。
その際は住戸の密度を高くしてもっと人を入れてもいいし、あるいは同じ量の人達が入るとすれば、一戸当りの住宅規模を大きくして、ゆとりをもたせてもいいでしょう。
そのために家具 買取で不要なテレビなどを処分する必要もあります。
その結果として、高層住宅が出現しても差し支えないと思います。
必要なことは、このように住宅団地の再開発をすすめながら、団地内の樹木の量を増やし、これまでの乾いた白々しい住宅地の環境をしっとりとした林間住宅地的環境になおすことです。
千葉港から幕張までの間を海から見たときに、渚に沿って海岸の樹林地帯が長くつながってほしいのです。
そのためには建ぺい率を低くおさえる高層住宅団地があることは望ましいとも言えます。
このような質的な向上をめざさないと、千葉県や千葉市の住宅地の評価は向上しないでしょう。