都市づくりを考える 10
薄汚ない住宅団地でぽつぽつと断ち切られた市街地景観を見苦しいと思う感覚こそ、今の千葉県にとって必要です。
千葉の秘蔵っ子である幕張がいくら良くなっても、幕張と千葉港の間が醜悪な市街地で埋まってしまえば、幕張自体の価値も下がってしまいます。
幕張新都心は千葉市の新しい計画的な都心です。
現在その面積は440ヘクタールで、その約半分が道路や公園その他の公的施設用地にあてられています。
そこにはタウンセンター、オフィスビル、教育施設、ホテル、サッカー ショップ、コンベンション、そして住宅が配置されます。
幕張メッセ(常設見本市施設)に接している業務市街地は十5万人の就業者がそこで働くことを想定しています。
また新都心の東半分には人口2万6千人の住宅団地がつくられる予定です。
業務地区には、先端産業の研究施設を集積するテクノガーデン、および外資系企業の事務所を収容するワールドビジネスガーデンといった高層建築群が建てられることになります。
東京湾全体のウォーターフロントのなかで幕張新都心は成功した街づくりだと評価していいでしょう。
ただ幕張新都心の性格を横浜と同じにしようとしてはいけません。